バンナムフェスとPカップと - CELA

　765アニメ一期OP・シンデレラアニメ一期OP・ミリオンスターズ全体2曲目という開幕を飾るに相応しい3連撃。シャニも混ぜて欲しかったなぁと思う反面、バランスと密度的には完璧な感じ。デレラジ内での裏話で「シンデレラガールズいっくよー！」が瑠璃子だったのはじゃんけんで決まった結果とのこと。意外な人選とか上がってきたらとの思いとは裏腹に、安定の面子が上がって笑い話っぽくなるのがシンデレラらしくて好きです。

　桃井さん、まともに聞いたの初めてだったんですが、『すげぇ』の一言に尽きますね。曲の雰囲気が凄まじい角度で切り替わるのに、事もなげに可愛くカッコよく歌い上げる。滅茶苦茶にかっこよかったです。そしてバレンタインにまさかの参戦！これぞ祭の醍醐味ですね。そしてトークではれいちゃまとツバメの球団で盛り上がったり、女の子目線の歌詞で『キミ』『わたし』が綴られていて、後半の『あなたが好きです』が男の子からの言葉であるとの裏話が。

　そしてシャニからの一番手は安心のイルミネ。そういえば、アニメもリズムゲーも無いのでどうするんだろうと思ってたけど既存絵編集映像でした。曲と伝わる雰囲気でテンション盛り上がってしまうあたり単純なオタクです、はい。しかしアンティーカなんかは特にクールな雰囲気バリバリであれだけでよく作るなぁと思いました。だまゆがちょっと泣きそうな声になっていたけどキッチリ歌いきってくれたのが良いですね。デレラジにて、きらりに囁かれたとの話がでていたのでシャニラジでの感想が待ち遠しいです。

　＊だけでOωOver!!って久しぶりだったような……アニメユニット曲はあんまり披露する場が無いので楽しくニャアニャアコールしてました。

　で、シャニから二番手でアルストロメリア！大体3or4辺りにいるイメージだったので聴いた時点では意外！と脳天撃ち抜かれていましたが、セトリを改めて見直すとまぁココだよなぁって所ですね。開幕で着火したりキメる曲じゃないですし。だからと言ってアルストが盛り上がらないとかそんな訳がある筈が無く。会場に幸福論を誕生させていましたとも。相変わらず、前川さんというか甜花ちゃんを見守る典子さん（千雪さん）が可愛いわけでして……特に応援している方を現地で見れるこの上ない幸せを噛みしめておりました（モニターも微妙にぼやける距離だったのは置いといて）。

　そこに続くのが閃光☆HANABI団。花→花火みたいな遊びもあったりしたのかと思ったり思わなかったり。にしもて王道・ネコ＆ロック・幸福論・脳筋プリンセス……ここだけでも混沌としているようでいい感じのバランスっぽいのが何とも。

　そして今回の個人的ダークホース・Guilty Kiss。アルストがエースなら、ギルティキスはジョーカー。Guilty Night, Guilty Kiss!があまりにもツボ過ぎて終了後に即DL。新曲のNew Romantic SailorsもMVのドットと共にに印象的でした。3連披露からのMC挟みの更に3連ってスタミナが凄い……。Guilty Night, Guilty Kiss!がまた生で聴きたいのが今の悩みです。シンデレラガールズを使って諜報していたれいちゃまに無茶ぶりでギャグさせられたり組体操の扇をしたり……色々お疲れ様でした。

　場面は移り変わり、放クラ！会場に響くぴよちゃんの『ナンバーワン！』は正に果穂そのもの。2番で『ナンバーワン！』コール全力できるの滅茶苦茶楽しかったです。背中合わせの樹里夏（ながどんとすずもん）がね……シャニプレイ勢としては悶えてしまうんです。

　あんきら！？狂騒曲のお馴染みのアレは、アイマス・アイカツ・ワンダーモモ・ラブライブだった模様。状況によって弄れるのが楽しいですし、他の演者方へ言及出来るって祭り感を盛り上げてくれて良いですよね。

花ざかりWeekendはやっぱりぴらみさんの歌声の伸びがほんとにきれいで好きです。また生で聴けることが出来て良かったです。

　アイカツが最初のブロック出演者も含めて全員集合、れいちゃまがデビュー半年の逢来さんへころあずからのメッセージを読み上げたり、ツアーの発表があったり、アイカツおじさんが至る所で歓声を上げていました。アイカツはよく分かりませんが、喜ぶ気持ちはよく分かる、そんな感じで拍手していました。各作品メンバー集合とかメッセージとかね、知らなくてもジンと来るものがありますもの。

　そして、問題のブロック。これ考えた人は何考えているんでしょうね（意訳：テンション上がりすぎて、体力が持ちません。ですが、ありがとうございます。）

　例えるなら間断延々発射し続ける無数のソルディオスオービットとかそんな感じ。弾薬庫にマッチ分投げるように、残ってた火力を容赦無くぶち込んできたブロック。トークが無かったので、どのユニットも化けの皮……もとい演者としてやり切ったまま駆け抜けたのでひたすらにクールで刺激的なイメージだけを残して去って行った感じがしますトークがあったらいい感じでボロボロになってたかもなぁと思うとそれはそれで残念？な感じがしますが。

　このブロックの最後は、『FairyTaleじゃいられない』をミンゴス・ころあず・結城さんという、今後あり得ないだろう面子で〆るのが正にお祭りって感じですね。

　最終ブロックはアイマス各コンテンツの代表曲で〆。よくよく見てみると全部！で終わるタイトルですね。まぁ！で終るの結構ある感じがしますけども。やっぱりシンデレラがこちら側への扉だったのもあって、GOIN'!!!がほんとに楽しくて……『１・２・３・４・GOIN'!!!・GOIN'!!!』のコールが出来たのがとてもうれしく思います。

　最後の曲はThe world is all one !!。最終盤で、出演者全員が参加の流れが祭りの最後らしくて好きでした。作品入り乱れのバンナムフェスを飾るにピッタリなタイトルと歌詞ですよね。今回、765ASは要所要所を締める役割に徹していた感じがしましたが、どちらかというと全部の作品を繋ぎ止める楔のようなものだったのかも知れません。

　最後の挨拶で手を繋ぐ流れでマイクに困惑して繋げない中村先生とアッキーで、流石だなぁと変な感心をしたり……個人的にステージから捌けていく中で深々とお辞儀をしてくれた典子さんが、とても素敵でした。去り際の選択でお辞儀をしてくれる典子さんが私は好きです。

　バンナムフェスに携わった皆様、最後まで笑顔と楽しさをありがとうございました。