続薄桃色にこんがらがって#46

 読んでると泣けてきますよね。書きたいことを整理と確認しようとしていたら1日が過ぎました(まだまとまらない)。
 初見で感じたものと改めて読み直すと、もしかしてこうだったのかも?とかここに繋がる伏線だったのかみたいな発見があって面白いです。お腹の音の流れって「良いときも悪いときも一緒」の暗示なのでは感じたり。
 甜花ちゃんの「出なくても良いよ」「負けても良いよ」あたりでは、弱さを識っているが故に出来る発言に感じて普段がアレな分、改めて一番達観というかメンタルの強さを感じるというか(今回は脇役ポジだったのもあるのでしょうが)。そんな姉に無自覚に憧れて、普段甘やかして誉めちぎってる妹……と捗ります。あるいは未熟さ故の怖いもの知らずの純真さとも取れるかもしれませんが。
 あとは、はづちゆ。どうにもかなり親密なのは夏合宿(だったと思う)以降、周知の事実なわけですが今回は千雪さんと酒飲みお悩み相談会してるんですよね。アルストロメリアやPに見せる一面とは異なる、あの『友達』って感じがなんとも素晴らしいわけでして。ほぼ積極的な介入はせず聞き手と応援に回るはづきさん。そんな彼女だからこそ千雪さんも吐露できたのだと思います。唯一アドバイスらしい発言といえば「大人じゃないんだってば」でしょうか。感謝祭では(多分甘奈の手前もあって)割と俯瞰気味に自身を語っていたものの、今回はいっぱいっぱいで不安な千雪さんには突き刺さったのではないでしょうか。とりあえず、はづきさんにも私服差分下さい。

 何だか薄桃色にこんがらがって読むだけでは終わらなそうな感じになってきたなぁと思いながら。